お客様のメリット
- CO2排出削減目標に沿った建設計画の立案を、計画の初期段階に検討できます。
- ライフサイクルCO2の排出量を把握し、効果的な削減計画を検討できます。
- 各フェーズごとの脱炭素技術を比較検討することができます。
技術の特徴
「T-ZCB(ゼロカーボンビル)」は、建築物のライフサイクルにおけるCO2排出量を実質ゼロにするゼロカーボンビルの建設を推進するため、初期計画段階で建築物のライフサイクルCO2排出量及びCO2削減技術の効果を可視化し、建築物の脱炭素化を体系的に評価するシステムです。
CO2排出量および削減効果を可視化した「T-ZCBチャート」で建築物を体系的に評価
フェーズ毎の累積CO2排出量を可視化するT-ZCBチャートを作成し、建築物のライフサイクルでのCO2排出量削減度に応じて、50%削減を「ZCB-Ready」、75%削減を「Nearly-ZCB」、100%削減を『Net-ZCB』として定義することで、建築物のライフサイクルでのCO2排出量の削減状況を分かり易く評価し、体系化できます。
排出量算出ツールを独自開発T-LCAシミュレーター CO2
建物のライフサイクル「調達/施工/運用/修繕/解体」 でのCO2排出量を建設計画の初期段階で、短期かつ容易に算出することで、お客様のCO2排出削減目標を意識した建設計画をサポートします。合計約50項目の取り組み内容にあわせて削減効果レベルを1~5の5段階で評価し、削減効果を検証します。
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各フェーズの評価比較
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T-LCAシミュレーターCO2画面イメージ
実績・事例
埼玉県幸手市に建設中の大成建設グループ次世代技術研究所において、2023年9月より国内初の「ゼロカーボンビル」となる研究管理棟の建設を開始しました。
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外観
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内観
大成建設グループ次世代技術研究所研究管理棟完成予想図